通常のライトキャンパーやフラットベッドのキャンピング要素を
さらにグレードアップさせるために、側面の空間をすべて使い切った、
【片面キャビネット】仕様を製作させていただきました。
収納スペースの確保と冷蔵庫やシンクなどの装備を機能的に配置し、
電装はお客様持ち込みの2000Wクラスのポータブル電源をそのまま利用。
ポータブル電源のサイズに合わせて、キャビネットを設計しました。
限られた車内に機能的なキャビネットを製作するためには、
お客様の使い方、積載する荷物、希望の装備をお聞きしながら、
サイズ感を把握するところから始まります。
実際に使う装備を配置しながら、仮組を進めていきます。
車の荷室はイメージと違って、直線や直角部分がほぼありません。出来上がったとき真っすぐに見えるキャビネットを作るために、その裏側(ボディに接する側)は複雑な曲線で構成されているんです。
右側面のキャビネットだけでなく、左側ボックスも
FFヒーターやポータブル電源を組み込んで、一から設計しています。
仮組状態でもかなり完成!しているように見えますが、
ここからの細かい仕上げと組み立てに神経を使います。
右面後ろには、ポータブル電源を配置し、収納&洋服掛けをつくりました。
中央部は、お客様のアイディアで開閉式のテーブルにしました。
ベッド上でご飯を食べたり、ちょっとした作業をするときに便利ですね!
前部には、シンクと冷蔵庫を設置し、近い場所に電子レンジも置いています。
家と同じく、調理スペース、居住スペース…というように、
使う場所に応じた装備をまとめると、使いやすい仕様になりますね。
そして、バックドア換気扇!
緩やかな風ですが、車内の空気の循環や換気に役立ちます。
車中泊をするときの気温や場所によっては、窓を開けないこともありますので、
そんな時には心強い装備です。
壁を立てているのに、装備を機能的配置できるので、車内が広くなったように感じます。
ライトキャンパー仕様よりも、もう一歩キャンピング装備を充実させたい!という方に
オススメの仕様です。
片面キャビネット仕様でも、お客様によって壁の位置や棚の高さ、装備の内容が
異なるので、フルオーダーになりますが、ぜひご一緒に楽しい1台を製作させて
いただきたいと思います!お気軽にお問い合わせください。(^^)/